パスドラとは
パズドラは2012年のリリースで大ヒットを飛ばし、アプリ内の課金で年間1位にもなったことがある話題作です。正式名称は【パズル&ドラゴンズ】ですが、パズドラと呼ばれることがほとんどです。
RPGとパズルゲームの要素を併せ持ちますが、パズル要素が強めで、かつて大流行したぷよぷよを発展させたようなゲームです。
近年の人気ゲームでありがちな暴力的な側面は少なく、使用されているイラストも子供にも親しみやすいものであることから幅広い年齢層のユーザーを獲得してきました。
一時期、パズドラのサービス終了という噂も流れましたが全くのデマです。確かにリリース直後の勢いはありませんが、数えきれないほどのスマホゲームがリリースされている中、日本国内ではまだトップクラスのユーザー数を誇ります。
2018年からはアニメやマンガにもなり、2019年の今もなお放送中です。
人気が衰えたというよりは安定期に入ったと捉えることができるでしょう。
現在では小中学生などの子供のユーザーが増えています。小学校中学年くらいからルールを理解できるので、親のスマホやタブレットを使って遊んでいるようです。公式大会でも2019年には中学生の優勝者が出ました。
ちなみに優勝賞金は500万円だったのですが、15歳未満はジャパン・eスポーツ・ジュニアライセンスという括りに該当し、その規定により賞金を受け取ることができないという悲劇が起きました。
パスドラのルール
自分で選んだ最大5体+助っ人1体のモンスターパーティと相手のモンスターパーティを、パズルを進めていくことにより攻撃します。6×5、7×6、5×4のどれかで並んだドロップを繋げると攻撃に繋がります。
同色のドロップを3つ以上繋げると消すことができ、色に対応した属性で相手のモンスターに攻撃ができます。
赤⇒火属性
青⇒水属性
緑⇒木属性
黄⇒光属性
紫⇒闇属性
その他にHPを回復できるハートドロップや、消すとダメージを受けてしまう毒ドロップもあります。
繋げるときに5つ以上の色を同時につなげると敵全体を攻撃することができるので、一発逆転のチャンスになります。
モンスターにはそれぞれレア度とコストが設定されています。レア度が高いほどステータスが高い傾向にあり強いスキルを持っていますが、必要なコストも高くなります。コストはプレイヤーのランクによって上がっていくものなので、序盤のうちはあまり強いモンスターでパーティを組むことはできません。
助っ人モンスターのコストはカウントされないので強いモンスターをいれることができます。
パーティを組むモンスターのうちの1体をリーダーとして設定します。リーダーとなったモンスターとフレンドの助っ人モンスターはリーダースキルを発動させることができます。
リーダースキルはそのリーダーの属性攻撃を数倍にさせるなど強力なものです。上級者になると計画的にスキル発動をさせ一気に勝負をつけてきます。
パスドラの特徴
ぷよぷよやテトリスなどのパズルゲームは完全に実力勝負でしたが、パズドラはモンスターの強さやスキルが勝負に重要な影響を与えます。
無課金では強いモンスターを揃えるのにかなりの時間と労力がかかってしまうため、課金をする人が増えました。
課金ではガチャで強いモンスターを引くためだけではなく、モンスターの育成を目的としています。
モンスター同士は合成を繰り返していくことでレベルアップしていきます。レベルがマックス値まで到達したとき、進化合成というより強いモンスターへと進化させることができます。
進化したモンスターはレベルが1に戻ってしまいますが、進化前よりもステータスの伸び代は広がります。
進化合成のあとも究極進化、超究極進化、究極覚醒進化などモンスターは様々な進化を繰り返していくので、レアリティが高いモンスターが最終段階まで進化するのは非常に時間がかかります。こうした進化の上位版以外にも、スキルを付与させたり限界値を超えたレベルアップをさせたりと、進化の種類は数多くあります。
カードが合成で進化していくのは他のゲームでもよくあることですが、パズドラほど進化の種類が多いゲームはあまり他ではありません。
パスドラの攻略方法
これからパズドラを始める初心者が少しでもベテランユーザーに追いつくには、リセマラで強いモンスターをゲットしておきたいところです。
パズドラのリセマラは1回10分程度で終わるのでそこまで苦にはなりません。
チュートリアル終了後に魔法石が50個もらえるので最低でもSランクのモンスターが手に入るまでは繰り返しましょう。チュートリアルの途中でもガチャが引けますが、そこではなくチュートリアル終了後のガチャまで回した方が時間効率がいいです。
チュートリアルが終了したらノーマルダンジョンでランク上げです。ランクを上げないことにはスタミナ上限やコスト上限が上がらないので強いモンスターを組み込むことができません。
ランクを上げていくとモンスターの育成も進みますが、まんべんなく育てる必要はありません。リーダーとなるモンスターの育成を最優先しましょう。
リーダー以外のモンスターは近いうちに入れ替えになるので、育成しても素材の無駄になってしまいます。
リーダーに選ぶモンスターはレアリティが高いモンスターや、リーダースキルが強力なモンスターを基準に選んでいくといいでしょう。究極進化をさせ覚醒スキルを開放したらテクニカルダンジョンにも挑戦してみてください。
パスドラの面白さ
レアリティの高いカードを引いたり、進化に必要な素材を集めるために課金は必要ですが、重課金すれば必ず勝てるというわけでもありません。モンスターを引くガチャは完全に運ですが、プレイ自体はパズルゲームとしての経験と実力が必須です。
そのため、やりこみ要素が強いので、ベテランユーザーが大会でプレイする動画などを見て研究している人も多くいます。
アニメや他ゲームとのコラボレーションの多さもパズドラが長く楽しまれている理由のひとつです。
新劇の巨人や妖怪ウォッチなどの流行アニメだけではなく、幽遊白書や北斗の拳など、中高年世代を狙ったアニメとのコラボも実現しています。
コラボは期間限定で行われるので、この期間にしか集められないモンスターなどがあるため、普段は課金しないユーザーも好きなアニメのコラボ期間だけは課金するといったことも珍しくありません。
まとめ
リリース直後のアクティブユーザー数は減ったものの、今なお多くの人がパズドラで遊んでいます。
最近では一度パズドラを離れて別なゲームを楽しんでいた人たちがまたパズドラに戻ってきている傾向にあります。
モンスターの進化は複雑ですが、基本のプレイはシンプルなパズルゲームです。
連続してプレイすれば飽きはくるものの、シンプルなゲームはちょっとした空き時間を潰すには最適です。
特に一度離れたユーザーはもう一度初めて見ると新しい要素も増えているのでまた楽しめるはずです。
ゲーム名 | パズドラ|パズル&ドラゴンズ |
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公式サイトURL | https://pad.gungho.jp/ |
発売元 | ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社 |
開発元 | ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社 |
発売日 | 2012/02/20 |
価格 | 無料+アプリ内課金有り |
ゲームジャンル | パズル |
対応機種 | スマホ(iPhone,Android) |
競技人口 | 1,400万人 |